【MTG】マジック 基本セット2015/M15、プレリに行ってきたらおもしろプールだったよ
2014年7月12日、土曜昼からと夜からのマジック基本セット2015/Magic Core set 2015のプレリに参加してきました。
昼の部は個人経営のような小さなお店にはじめてお邪魔することにした。参加人数は8人とコンパクトな規模で、スイスドロー3回戦。13時にスタートして17時前には終了。
ラヴニカへの回帰からもうじき二年目となる弁当箱型のコンポーネント形式で今回もパック配布。
その色に準じたプロモ&封入操作された特製パック1個入りで、自分が使いたい色、使いたいプロモを選ぶ。くわしくは公式をどうぞ。
自分は緑を選択。
これは単純にプロモが欲しかったから。
プールを見た印象だと、シールドでいちばん強い色は白でのミッドレンジのように映った。
何回かリストをざっと眺めたところ、白はコモンの2マナ域の層が特に厚く、シールドでの安定性が段違いのように思えた(2マナのコモン生物4種類が全部どんなデッキにも無理なく入る)。
自分がシールドで最重視しているのは2マナ域なので(2マナのカードが十分にあるならば1マナと3マナのカードはデッキに入れたくないくらい)、この安定感はかなり魅力的だった。
逆に青黒は低マナ域がアグロ(2/1飛行とか)とディフェンシブ(1/3とか)に割れていて、配布プールが偏ってくれない限りはどっちつかずの中途半端なデッキになりそうな印象があった。
またコントロールカラーであるにもかかわらず、プレリレアのサイズが他の三色よりひとまわり小さいのも噛み合っていない。召集による苛烈な攻めが機能するアグロ側に対して除去がかなり弱い環境なので、完全なコントロールはまず組めないだろうという予感があった。
青なら青赤テンポ、黒なら緑か白に低マナ域をサポートしてもらってのミッドレンジを組むのがいちばんありえそうな印象。
そんな感じで、自分の中でのM15プールのシールドでの強度は
白>緑=赤>黒>>>>青 という感じ。
これが自分でアーキタイプを特化できるドラフトならまったく違うのだろうが。
なお、会場内での人気はといえば、
白=赤>緑=黒>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>青
と言った具合で、店主の「青どうですか」「青やりませんか」という必死の説得も虚しく、 青は一人も選ぶ人がいないという惨状だった。
そんなこんなあって弁当箱といっしょに参加賞のパックを渡され、いざ開封……という時に、店長から放たれたひとことにびっくり。
「参加賞のパックもデッキ構築に使っていいですよ」
ええええええええええええええええ
えええ
「それはつまりこのお店では7パックでシールド構築をするってことですか……???」
「そういうことです」
なんというローカリゼーション……。
こんな体験は初めてだったが、この店では通例のルールようで他の参加者は手慣れたご様子。
まったく未知の構築に面食らったが、せっかくのプレリリースパーティ=お祭りなんだし、とにかく楽しんでやってみることに。
というわけで今回はプロモ合わせてレアが8枚、合計98枚登場します。
いざ開封へ。
カードプール
(各色のうち、個人的に自分がデッキに入れたい順番にしてある)
白
《毅然たる大天使/Resolute Archangel(M15)》 Rare
《霊魂の絆/Spirit Bonds(M15)》 Rare
《急報/Raise the Alarm(M15)》
《カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin(M15)》
《アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate(DDH)》
2*《魂癒し人/Soulmender(M15)》
2*《オレスコスの速爪/Oreskos Swiftclaw(JOU)》
《光の柱/Pillar of Light(M15)》
《儚き盾/Ephemeral Shields(M15)》
2*《神聖なる好意/Divine Favor(M13)》
《無私の聖戦士/Selfless Cathar(M15)》
《清められた突撃/Sanctified Charge(M15)》
《抑圧的な光線/Oppressive Rays(JOU)》
《不屈の宣教師/Tireless Missionaries(M15)》
青
《幻影の天使/Illusory Angel(M15)》
《硬化/Encrust(M15)》
《諸島の雨雲/Nimbus of the Isles(M15)》
《虚空の罠/Void Snare(M15)》
《雲散霧消/Dissipate(M15)》
《虚空への突入/Into the Void(M15)》
《現実からの剥離/Peel from Reality(M15)》
《拡散スリヴァー/Diffusion Sliver(M15)》
《否認/Negate(MOR)》
2*《精神刻み/Mind Sculpt(M15)》
《否定の法典/Statute of Denial(M15)》
《打ち寄せる水/Hydrosurge(M15)》
黒
《解き放たれし者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, Unshackled(M15)》 Rare
《夜火の巨人/Nightfire Giant(M15)》
2* 《チフス鼠/Typhoid Rats(M15)》
2*《肉は塵に/Flesh to Dust(M15)》
2*《黒猫/Black Cat(M15)》
2*《屍食いカラス/Carrion Crow(M15)》
《ガラクの目覚め/In Garruk's Wake(M15)》 Rare
《腐敗喰いの蛆/Rotfeaster Maggot(M15)》
2*《ひどい荒廃/Crippling Blight(M15)》
《屍術士の助手/Necromancer's Assistant(M15)》
2*《ゾフの影/Zof Shade(M15)》
《血吸いスリヴァー/Leeching Sliver(M15)》
《無駄省き/Waste Not(M15)》 Rare
《精神染み/Stain the Mind(M15)》 Rare
赤
《業火の拳/Inferno Fist(M15)》
《密林の酋長/Kird Chieftain(M15)》
《松明の悪鬼/Torch Fiend(M15)》
《激情のゴブリン/Frenzied Goblin(M15)》
《爆片破/Shrapnel Blast(M15)》
2*《屑鉄場の雑種犬/Scrapyard Mongrel(M15)》
2*《爆炎の稲妻/Blastfire Bolt(M15)》
2*《鉱夫の破滅/Miner's Bane(M15)》
《槌手/Hammerhand(M15)》
2*《クレンコの処罰者/Krenko's Enforcer(M15)》
2*《轟きの巨人/Thundering Giant(M15)》
緑
《草タイタン/Phytotitan(M15)》 Promo
《女王スズメバチ/Hornet Queen(M15)》 Rare
《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M14)》
2*《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》
2*《新緑の安息所/Verdant Haven(M14)》
3*《弱者狩り/Hunt the Weak(M15)》
《突進するサイ/Charging Rhino(M15)》
《再供給/Restock(M15)》
《生きているトーテム像/Living Totem(M15)》
《永遠の荒野の模範/Paragon of Eternal Wilds(M15)》
《かき集める勇気/Gather Courage(M15)》
《春のシャーマン/Shaman of Spring(M15)》
《陽刃のエルフ/Sunblade Elf(M15)》
《根囲いの壁/Wall of Mulch(M15)》
《人喰い苔野獣/Carnivorous Moss-Beast(M15)》
《ルーン爪の熊/Runeclaw Bear(M15)》
《剛力化/Titanic Growth(M15)》
2*《下生えのゴミあさり/Undergrowth Scavenger(M15)》
無色
《隕石/Meteorite(M15)》
《喧嘩屋の板金鎧/Brawler's Plate(M15)》
《太陽の大魔術師の杖/Staff of the Sun Magus(M14)》
《熱いスープ/Hot Soup(M15)》
2*《心鍛のゴーレム/Will-Forged Golem(M15)》
《暴君の機械/Tyrant's Machine(M15)》
《青銅の黒貂/Bronze Sable(M15)》
《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(M10)》
《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel(M15)》
《炎の大魔術師の杖/Staff of the Flame Magus(M15)》
出たレアが
まず最初にプロモパックからスズメバチさんがお目見え。
その後ソートしてみると綺麗なくらいに三色に揃っている。
下2つはリミテッドではまず使い物にならないが、上の6つはどれもボムと言って過言ではない。
青がまず枚数の問題から簡単に切れ、続いて赤も低マナ域・高マナ域どちらもパッとしないプールで考慮から消える。
こんなに簡単に色を絞れるプールはなかなかない。しかもそれがレアの集中した白・黒・緑になるとは。
軽く小躍りしながらカーブ順に並べてみると、三色ともに独自の強みがあり、低マナ域のしっかりした自分の理想のようなプールであることがわかる。
緑は《エルフの神秘家》、2*《サテュロスの道探し》、2*《新緑の安息所》という安定したランプパッケージに、《下生えのゴミあさり》2枚と《再供給》というドレッジオプション、さらに《弱者狩り》が3枚があって4マナ以降の中堅生物も最低限の枚数はある。
アタッカーの質量や引いたレアの内容から言って、ビートよりはコンセプトデッキやランプ恐竜に向いている様子で、この緑の内容を見た時点で普通のビートではない構築を視野に入れながら他のカードを見始める。
黒は《チフス鼠》《黒猫》《屍喰いカラス》《肉は塵に》がそれぞれ2枚ずつ引けていて実際のゲーム運用に安定感が出そうだ。特に不安だった低マナ域が《チフス鼠》と《黒猫》によって綺麗にカバーされている。除去もあり、おまけにレアには《オブ・ニクシリス》と《ガラクの目覚め》が控えている。
白は高マナ域こそ《毅然たる大天使》のみでパッとしないが、低マナ域の充実には目を見張るものがある。《オレスコスの早爪》2枚に《急報》、ファッティ除去に《光の柱》まであり。特に《魂癒し人》2枚と《アジャニの群れ仲間》のパッケージはランプボム風のデッキにも無理なく入る低マナ生物コンビでおいしい。
最後に無色を見ると《隕石》があり、これで方向性が決まった感があった。
構築
まず最初に組んだのが黒緑t白で、こんな感じのデッキ。
GBw Ramp-Dinosaur
= 13 Creatures
《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M15)》
2*《チフス鼠/Typhoid Rats(M15)》
2*《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》
2*《黒猫/Black Cat(M15)》
《根囲いの壁/Wall of Mulch(M15)》
《春のシャーマン/Shaman of Spring(M15)》
《解き放たれし者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, Unshackled(M15)》
《草タイタン/Phytotitan(M15)》
《毅然たる大天使/Resolute Archangel(M15)》
= 10 Spells
《かき集める勇気/Gather Courage(M15)》
2*《新緑の安息所/Verdant Haven(GTC)》
2*《弱者狩り/Hunt the Weak(M15)》
《隕石/Meteorite(M15)》
2*《肉は塵に/Flesh to Dust(M15)》
《再供給/Restock(M15)》
《ガラクの目覚め/In Garruk's Wake(M15)》
= 17 Lands
9*《森》 7*《沼》 1*《平地》
23枚め以降のカード:
《喧嘩屋の板金鎧/Brawler's Plate(M15)》
《永遠の荒野の模範/Paragon of Eternal Wilds(M15)》、《生きているトーテム像/Living Totem(M15)》、《突進するサイ/Charging Rhino(M15)》
《下生えのゴミあさり/Undergrowth Scavenger(M15)》
2*《屍食いカラス/Carrion Crow(M15)》
低マナ域の防御札、ランプ呪文、ボムの三種類だけで構成したデッキ。3マナ~5マナの中堅生物を一切採用しないという極端な構築。
《チフス鼠》と《弱者狩り》の接死格闘コンボがおしゃれ。
とはいえこの段階では環境の速度をいくらか見誤っており(特に赤アグロのスピードを必要以上に警戒して)、《かき集める勇気》や《黒猫》など必要以上に防御札に割り振ってしまっている。
《喧嘩屋の板金鎧》なんかも中堅アタッカーの不採用のあおりを受けて外れてしまっている。
最終的なレシピは最後の反省パートであらためて提示するが、実際にはもっと3~5マナ域のアタッカーを採用してミッドレンジに寄せたほうがよかった。《ガラクの目覚め》とかどう考えてもオーバーキルなのに。
しかしこの時は《ガラクの目覚め》の魔力に完全に取り憑かれていて正常な判断ができない状態だったのだ。それをぬくなんてとんでもない……。
続いて組んだのが相方に白を選んだver、白緑t黒。
GWb Ramp-Dinosaur
= 14 Creatures
《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M14)》
《陽刃のエルフ/Sunblade Elf(M15)》
2*《魂癒し人/Soulmender(M15)》
2*《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(M15)》
《急報/Raise the Alarm(M15)》
《オレスコスの速爪/Oreskos Swiftclaw(JOU)》
《根囲いの壁/Wall of Mulch(M15)》
《カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin(M15)》
《草タイタン/Phytotitan(M15)》
《解き放たれし者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, Unshackled(M15)》
《毅然たる大天使/Resolute Archangel(M15)》
= 9 Spells
《儚き盾/Ephemeral Shields(M15)》
《霊魂の絆/Spirit Bonds(M15)》
2*《新緑の安息所/Verdant Haven(GTC)》
《光の柱/Pillar of Light(M15)》
《弱者狩り/Hunt the Weak(M15)》
《隕石/Meteorite(M15)》
《再供給/Restock(M15)》
《ガラクの目覚め/In Garruk's Wake(M15)》
= 17 Lands
8*《平地》 8*《森》 1*《沼》
23枚め以降のカード:
《喧嘩屋の板金鎧/Brawler's Plate(M15)》
《春のシャーマン/Shaman of Spring(M15)》、《生きているトーテム像/Living Totem(M15)》、《永遠の荒野の模範/Paragon of Eternal Wilds(M15)》、《突進するサイ/Charging Rhino(M15)》
2枚めの《オレスコスの速爪/Oreskos Swiftclaw(JOU)》
やはり必要以上に赤の速度を恐れて防御札をとりすぎてしまっているし、当然のように《ガラクの目覚め》が入ってしまっている。しかし、そのことについてはもう何も言わないでほしい……
黒と比べると格闘を挑める生物が減少したため、さっきのレシピと比べると《狩人狩り》1枚が《光の柱》に置き換わっている。
とはいえ、やはり中堅のアタッカーをもっと入れるべきだった。低マナ域の防御用生物3枚を抜いて《永遠の荒野の模範》《生きているトーテム像》《突進するサイ》、それからガラク某の代わりに《喧嘩屋の板金鎧》を入れるのがもっと正解に近い構築だろうと思う。
しかしガラクに魅入られていた当時の自分にそんな発見ができようはずもなく……それどころかこの最強コンセプトデッキの実力をはやく確認したくてウズウズしていたほどだった。
戦績
そんなこんなで軽いトランス状態のまま、いざスイス三回戦へ。
一試合目:
WBトークン ×
⇒サイド後GUテンポ ○×
二試合目:
RWアグロ ○○
三試合目
GBミッドレンジ ○○
結果2-1で三位……。
落としたゲームのうち、一試合目第1ゲームはWマリガンで没。
第3ゲームは残りライフ1まで追い詰めるも、トップデッキされた《危険な櫃/Perilous Vault(M15)》に《オブ・ニクシリス》《草タイタン》ともども手勢のすべてを流されてgg。これは相手の幸運ではなく慎重な盤面運営をしなかったこちらの完全なケアミス。
負けるべきプレイヤーが負けたという感じですね……。
反省
一夜明け、ガラクの呪いから解き放たれた今ならまずこう組むだろうというレシピ。
GB Midrange
= 14 Creatures
《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M15)》
2*《チフス鼠/Typhoid Rats(M15)》
《サテュロスの道探し/Satyr Wayfinder(BNG)》
《ルーン爪の熊/Runeclaw Bear(M10)》
2*《屍食いカラス/Carrion Crow(M15)》
《春のシャーマン/Shaman of Spring(M15)》
《生きているトーテム像/Living Totem(M15)》
《永遠の荒野の模範/Paragon of Eternal Wilds(M15)》
《突進するサイ/Charging Rhino(M15)》
《解き放たれし者、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, Unshackled(M15)》
《草タイタン/Phytotitan(M15)》
= 9 Spells
《新緑の安息所/Verdant Haven(GTC)》
3*《弱者狩り/Hunt the Weak(M15)》
《隕石/Meteorite(M15)》
2*《肉は塵に/Flesh to Dust(M15)》
《再供給/Restock(M15)》
《喧嘩屋の板金鎧/Brawler's Plate(M15)》
= 17 Lands
9*《森》 7*《沼》 1*《平地》
変更点:
《黒猫》2枚 ⇒ 《屍食いカラス》2枚
《サテュロスの道探し》1枚 ⇒ 《ルーン爪の熊》
《根囲いの壁》 ⇒ 《永遠の荒野の模範》
《毅然たる大天使》 ⇒ 《突進するサイ》
《かき集める勇気》 ⇒ 《弱者狩り》3枚めに
《新緑の安息所》1枚 ⇒ 《生きているトーテム像》
《ガラクの目覚め》 ⇒ 《喧嘩屋の板金鎧》
今回は7パック構築なのだから、普段よりも特化構築が強いことを意識するべきだった。いつものように愚直にグッドスタッフミッドレンジを志向しすぎた。ここはシンプルに2色で組んでよかった。
昨今のリミテッドで顕著な変化として、《肉は塵に》のような黒除去が万能のタッチ素材として無思考的に使えないようにかなり重たくなったというのがある。
こういった5マナの除去は相手の攻めをさばくよりも、自分のアタッカーがすでにプレッシャーをかけている盤面で攻勢を維持するために撃つ使い方が一番強いわけで、黒緑ならボードにプレッシャーをかけられる中堅生物をもっとしっかり入れてよかった。そのほうが3枚ある《弱者狩り》も2枚ある《肉は塵に》もはるかに活きる。
特に《屍喰いカラス》が《弱者狩り》で3/3飛行になるのはかなりイージーな勝ち筋だった。豊富なマナ加速に意識を奪われてランプ恐竜の形ばかりにこだわっていたのはまったくもって失敗だった。
《ガラクの目覚め》なんかは完全にオーバーキルだったし、《喧嘩屋の板金鎧》を4マナ生物につけて普通にクロックかけつづけてたほうがどう考えても一直線に勝てたはず。
反省は数あれど、こんなプールで構築できる経験はめったにない体験でものすごく楽しかった。
雑感
- 除去が相当薄く、ボムがかなり暴れる環境という感じ。
- しかしボムを引けてない場合、強化オーラ(白の+2/+2警戒付与など)を雑兵につけることでも(除去が薄いために)想像以上に突破できる。赤・黒・緑相手だと序盤はかなり対処が難しい。プールが貧弱なときの勝ち筋の捻出手段として、強化オーラの採用はかなり有用に感じた。
- 思ったよりも速度が遅く、思ったよりも赤が早くない。これはプレリレアが軒並み重いせいもあるだろう。
赤アグロは赤白の組み合わせをいちばんよく見たが、白緑を使う自分からすればサイズ有利すぎてときにはボーナス戦という印象さえ抱いた。
あと白にはタフネス1が多く、黒の-1/-1全体修整がよく刺さりそうな印象。 - 上位卓はきちんと確認していないが黒絡みか赤絡みだったように思う。
赤黒の超前のめりデッキか赤緑で爆弾を次々投下していくどすこいボムが勝っていた様子。
ちなみに二回目も参加してきたので(そっちはいつもどおり6パック構築のスイス四回戦)、プレリレポはもう一回上げるつもりです。
ただし更新は来週以降になる予定……。
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