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【MTG】マジック・オリジン土曜プレリ二回目 ニッサで2-1

 

今日のプレリハイライト:

 

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2015年7月11日、土曜夕方からのマジック・オリジンのプレリリース・パーティに参加してきました。

 

参加人数は前回と同じく20人でスイスドロー3回戦。17時スタートの21時終了。

 

 

 

今回から新しくなった弁当箱(コンポーネント)のアレコレとかは

前回の記事に詳述してありますので、そちらをご参考のこと。

 

 

 

 

 

 

二回目は緑を選択。 

ギデオンよりニッサが欲しくなったという単純な理由。

 

 

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         (当日開けたパックを使った再現映像です)

 

 

もろもろ詳しいところは前回話したので省略。

いざ構築へ。

 

 

カードプール

  • 各色のうち、個人的に自分がデッキに入れたい順番にしてある。
  • 評価は絶対指標ではなく、その色のカードプールを踏まえた相対的なもの。
  • メインデッキに入れたくないカードは薄字にしてある。
  • 記事内で使われているカード画像は公式のカードイメージギャラリーより引用。

 

 

白 (プレイアブル13枚+多色2枚)

 

《抑制する縛め/Suppression Bonds(ORI)》

《突進するグリフィン/Charging Griffin(ORI)》

《トーパの自由刃/Topan Freeblade(ORI)》 

《戦乱の神託者/War Oracle(ORI)》

《勇者の選定師/Anointer of Champions(ORI)》

《天界のほとばしり/Celestial Flare(ORI)》

《巡礼者の道の騎士/Knight of the Pilgrim's Road(ORI)》

《包み込む霧/Enshrouding Mist(ORI)》

《エイヴンの戦僧侶/Aven Battle Priest(ORI)》

2*《重歩兵/Heavy Infantry(ORI)》

2*《力強い跳躍/Mighty Leap(ORI)》

 

 

 

 

青 (プレイアブル16枚+多色1枚)

 

《高位調停者、アルハマレット/Alhammarret, High Arbiter(ORI)》 Rare

《変位の波/Displacement Wave(ORI)》            Rare

2*《閉所恐怖症/Claustrophobia(ORI)》

《塔の霊/Tower Geist(ORI)》

《飛空士志願者/Aspiring Aeronaut(ORI)》

《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(ORI)》

《潮流の先駆け/Harbinger of the Tides(ORI)》          Rare

《意思の激突/Clash of Wills(ORI)》

《フェアリーの悪党/Faerie Miscreant(ORI)

《水撃/Hydrolash(ORI)》               Foil

《狩漁者/Watercourser(ORI)》

《金切り声のスカーブ/Screeching Skaab(ORI)》

《深海の恐怖/Deep-Sea Terror(ORI)》

《層雲歩み/Stratus Walk(ORI)》

《ニヴィックスの障壁/Nivix Barrier(ORI)》

《否認/Negate(ORI)》

《戦慄水/Dreadwaters(ORI)》

 

 

黒 (プレイアブル13枚+多色1枚)

 

《残酷な蘇生/Cruel Revival(ORI)》

《骨読み/Read the Bones(ORI)》

《眼腐りの暗殺者/Eyeblight Assassin(ORI)》

《死橋のシャーマン/Deadbridge Shaman(ORI)》

《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ORI)》

《闇の試み/Dark Dabbling(ORI)》

《茨弓の射手/Thornbow Archer(ORI)》 

《狂暴な吸血者/Rabid Bloodsucker(ORI)》

《屍術的召喚/Necromantic Summons(ORI)》

《闇の誓願/Dark Petition(ORI)》        Rare

《冥府の傷跡/Infernal Scarring(ORI)》

《死の円舞曲/Macabre Waltz(ORI)》

《夜の罠/Nightsnare(ORI)》

《無限の抹消/Infinite Obliteration(ORI)》     Rare

 

 

赤 (プレイアブル14枚+多色1枚)

 

《焦熱の衝動/Fiery Impulse(ORI)》

《空荒らしの巨人/Skyraker Giant(ORI)》

《アクロスの兵長/Akroan Sergeant(ORI)》

《マグマの洞察力/Magmatic Insight(ORI)》

《地底の斥候/Subterranean Scout(ORI)》

《ボガートの粗暴者/Boggart Brute(ORI)》

《魔道士輪の暴漢/Mage-Ring Bully(ORI)》

《暴れ玉石/Cobblebrute(ORI)》

《炎魔の精霊/Firefiend Elemental(ORI)》

2*《反逆の行動/Act of Treason(ORI)》

《ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver(ORI)》        Rare

《ギラプールの霊気格子/Ghirapur AEther Grid(ORI)》

《ふいごトカゲ/Bellows Lizard(ORI)》

《粉々/Smash to Smithereens(ORI)》

 

 

 

緑 (プレイアブル19枚+多色1枚)

 

《ガイアの復讐者/Gaea's Revenge(ORI)》           Foil

《ジョラーガの祈祷/Joraga Invocation(ORI)》

2*《葉光らせ/Leaf Gilder(ORI)》

《光り葉の将帥、ドゥイネン/Dwynen, Gilt-Leaf Daen(ORI)》   Promo

《地底街のトロール/Undercity Troll(ORI)》

《野性の本能/Wild Instincts(ORI)》

《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ORI)》

《ドゥイネンの精鋭/Dwynen's Elite(ORI)》

《議事会の自然主義者/Conclave Naturalists(ORI)》

《ラノワールの共感者/Llanowar Empath(ORI)》

《ファリカの信奉者/Pharika's Disciple(ORI)》

《絡み爪のイトグモ/Hitchclaw Recluse(ORI)》

《森の伝書使/Sylvan Messenger(ORI)》

2*《森林群れの狼/Timberpack Wolf(ORI)》

《ニッサの巡礼/Nissa's Pilgrimage(ORI)》

2*《剛力化/Titanic Growth(ORI)》

《空への斉射/Aerial Volley(ORI)》

《蜘蛛の網のマントル/Mantle of Webs(ORI)》

《回収/Reclaim(ORI)》

 

 

 

多色

 

《群れのシャーマン/Shaman of the Pack(ORI)》

《雷鳴のワイヴァーン/Thunderclap Wyvern(ORI)》

《イロアスの勇者/Iroas's Champion(ORI)》

 

 

無色

 

《隕石/Meteorite(ORI)》

《メレティスの守護者/Guardians of Meletis(ORI)》

《魔道士輪の魔力網/Mage-Ring Network(ORI)》

2*《錬金術師の薬瓶/Alchemist's Vial(ORI)》

《プリズムの指輪/Prism Ring(ORI)》

 

 

 出たレアが

 

 

高位調停者、アルハマレット 変位の波

潮流の先駆け

闇の誓願 無限の抹消

 ゴブリンの群衆追い

 光り葉の将帥、ドゥイネン ガイアの復讐者

 

 

 

う、う――――――――ん。

プロモ、ドゥイネンかぁ………………(形容しがたい表情)

 

 

Foil枠から《ガイアの復讐者》が出たのは嬉しかったけど、

それ以降緑レアはとんと音沙汰なしなのが悲し。

 

 

とはいえ前回にひき続きレア8枚体制での構築となったので贅沢は言うまい。

青のレアはどれもかなりいい引きだし。

 

 

そんなわけでまずは《ドゥイネン》を活かせるかどうかチェックすべく、

緑黒のプールを見てみる。

総勢11体のエルフが取れており、その中でプレイアブルなものを厳選すると9体ほど。

悪くない枚数だったので、そのまま素直に緑黒エルフを組んでみる。

 

 

構築 

 

最初に組んだデッキがこちら。

 

GB Elves-Midrange 

 

= 16 Creatures (with 9 Elves)

 

《地底街のトロール/Undercity Troll(ORI)》

2*《葉光らせ/Leaf Gilder(ORI)》

《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ORI)》

《ドゥイネンの精鋭/Dwynen's Elite(ORI)》

2*《森林群れの狼/Timberpack Wolf(ORI)》

《死橋のシャーマン/Deadbridge Shaman(ORI)》

《眼腐りの暗殺者/Eyeblight Assassin(ORI)》

《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ORI)》

《絡み爪のイトグモ/Hitchclaw Recluse(ORI)》

《群れのシャーマン/Shaman of the Pack(ORI)》

《光り葉の将帥、ドゥイネン/Dwynen, Gilt-Leaf Daen(ORI)》

《ラノワールの共感者/Llanowar Empath(ORI)》

《ファリカの信奉者/Pharika's Disciple(ORI)》

《議事会の自然主義者/Conclave Naturalists(ORI)》

《ガイアの復讐者/Gaea's Revenge(ORI)》

 

= 7 Spells

 

《骨読み/Read the Bones(ORI)》

《闇の試み/Dark Dabbling(ORI)》

《野性の本能/Wild Instincts(ORI)》

《残酷な蘇生/Cruel Revival(ORI)》

《隕石/Meteorite(ORI)》

《ジョラーガの祈祷/Joraga Invocation(ORI)》

 

 = 17 Lands

8*《沼》 9*《森》

 

 

23枚め以降のカード:

《森の伝書使/Sylvan Messenger(ORI)》

《剛力化/Titanic Growth(ORI)》

《ニッサの巡礼/Nissa's Pilgrimage(ORI)》

《茨弓の射手/Thornbow Archer(ORI)》

《狂暴な吸血者/Rabid Bloodsucker(ORI)》

 

 

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昨日のメイン構築とは打って変わって、 

《ジョラーガの祈祷/Joraga Invocation(ORI)》と《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ORI)》の存在から、

2マナ域をかなり厚めにとって横に並べるプランを意識している。

 

ジョラーガの祈祷

 

 

 

闇の試み 屍噛み

 

このデッキの23枚めは《闇の試み/Dark Dabbling(ORI)》。

コンバットトリックとしてはやや小回りに欠け、もう少し軽い《剛力化/Titanic Growth(ORI)》と選択を悩んだ。

しかしこれと似た《屍噛み/Necrobite(M15)》がテーロス環境でかなり強かった印象もあり、

腐らないキャントリップが好印象だったためにテスト的にメイン採用してみることにした。

 

 

森の伝書使 茨弓の射手

 

《森の伝書使/Sylvan Messenger(ORI)》はエルフだが、能力の確実性に疑問があったので不採用。

同じマナ域ならば、《ラノワールの共感者/Llanowar Empath(ORI)》より優先する理由がない。

 

《茨弓の射手/Thornbow Archer(ORI)》もいくらエルフとはいえ、環境にあふれる2/2を前にしただけで一気に無力化するスペックを見て不採用。

《光り葉の将帥、ドゥイネン/Dwynen, Gilt-Leaf Daen(ORI)》影響下だと逆に2/2を踏み越えられて強いのだが、

昨日の対戦で思い知ったように、膠着後のトップ勝負で引きたくないカードはなるべくデッキに入れないようにした。

 

 

初環境でのアーキタイプデッキはシナジーの依存度や環境とのマッチ具合を事前に読み取るのが難しいため、

組んでいる途中ずっとこのデッキの強度をはかりかねていた。

緑なのに生物の線が全般細すぎるのも気になっていた。

 

とはいえ、こういうリミテならではのアーキタイプデッキを不安半分に抱えながら、

まったく未知の環境に強引に飛び込んでいけるのもプレリの醍醐味だ。

 

メインデッキは初仕様の緑黒エルフで行くことに決めた。

 

 

 

メインデッキが決まったので、続いて前回同様サイド後のサブデッキ構築を検討する。

レアの引きから素直に青緑をチェック。

並べてみると生物数がけっこうギリギリで、マナカーブがかなりいびつになることが分かった。

 

GU Control 

 

= 15 Creatures

 

《潮流の先駆け/Harbinger of the Tides(ORI)》

《地底街のトロール/Undercity Troll(ORI)》

2*《葉光らせ/Leaf Gilder(ORI)》

《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ORI)》

《ドゥイネンの精鋭/Dwynen's Elite(ORI)》

《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(ORI)》

《塔の霊/Tower Geist(ORI)》

《飛空士志願者/Aspiring Aeronaut(ORI)》

《光り葉の将帥、ドゥイネン/Dwynen, Gilt-Leaf Daen(ORI)》

《ラノワールの共感者/Llanowar Empath(ORI)》

《ファリカの信奉者/Pharika's Disciple(ORI)》

《議事会の自然主義者/Conclave Naturalists(ORI)》

《高位調停者、アルハマレット/Alhammarret, High Arbiter(ORI)》

《ガイアの復讐者/Gaea's Revenge(ORI)》

 

= 8 Spells

《意思の激突/Clash of Wills(ORI)》

2*《閉所恐怖症/Claustrophobia(ORI)》

《ニッサの巡礼/Nissa's Pilgrimage(ORI)》

《野性の本能/Wild Instincts(ORI)》

《隕石/Meteorite(ORI)》

《ジョラーガの祈祷/Joraga Invocation(ORI)》

《変位の波/Displacement Wave(ORI)》

 

 = 17 Lands

8*《島》 9*《森》

 

 

23枚め以降のカード:

《ラノワールの共感者/Llanowar Empath(ORI)》

《深海の恐怖/Deep-Sea Terror(ORI)》 

《水撃/Hydrolash(ORI)》

 

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23枚めのラインナップを見てもらえれば分かるように

枚数はかなりギリギリだがひとまずの形にはなった。

 

とはいえ除去に二枚の《閉所恐怖症/Claustrophobia(ORI)》あり、

安定的な航空戦力でクロックの刻みプランもあり、

リセットに《変位の波/Displacement Wave(ORI)》あり、

ボムに《高位調停者、アルハマレット/Alhammarret, High Arbiter(ORI)》あり、

マナ加速からのボム投下と思っていた以上にデッキ全体の強度が高い。

 

閉所恐怖症 塔の霊

 

 

1枚1枚のカードパワーは間違いなくこちらの方が高いだろうが、

低マナ域のダブルシンボルが多く、序盤の防衛力に安定性を欠きそうなのが不安材料として残った。

(そして今気づいたが、このシンボル要求なら島と森の枚数は逆にすべきだった)

 

分類は微妙なところだろうが、自分はこのデッキ、ミッドレンジではなくコントロールだという判断になった。

そのためメインでの採用は見送り、対ミッドレンジ用のプランとして用意しておくことにした。

 

 

 

赤と白も構築を検討してみるが、青以上に枚数不足。

特に低マナ域がズタズタでデッキにならないことが即座に判明。

素直に緑黒エルフと緑青ランプコントロールの二つを抱えてゲームに飛び込むことにした。

 

 

で、実際の対戦内容はというと……

 

 

戦績

 

一試合目:緑黒エルフ  ○×○

 

まさか一試合目から同型対決!

向こうは《茨弓の射手/Thornbow Archer(ORI)》メイン投入など、自分よりもマナカーブが低めのアグロ寄りな構築。当然のごとくドゥイネン入り。

また、ニッサとリリアナが合計3枚も入っているという何かがおかしい金満デッキだった。

 

 

一ゲーム目は例によって相打ち消耗戦からの膠着、そしてトップデッキ勝負になるが、

ここで自分が1マナ重めの構築をしていたことが生き、カード1枚1枚の小さなスペック差の積み重ねでじわじわと相手を締め上げるようにして勝利。

 

ここでサイドボーディング。

トップめくり勝負になって泣けるほど弱かった熊2体をアウトし、

23枚め以降のカードの中でいちばん重たい2枚をめいっぱい入れ、

「相手よりも1マナ遅いカードをかぶせて勝つ」プランを徹底しにいく。

 

out

《森林群れの狼/Timberpack Wolf(ORI)》2枚

in

《屍術的召喚/Necromantic Summons(ORI)》

《狂暴な吸血者/Rabid Bloodsucker(ORI)》

 

 

 

二ゲーム目も同様、エルフ同士の相打ち消耗戦からのトップ勝負になる。

が、今度は相手の《搭載歩行機械/Hangarback Walker(ORI)》が膠着の間にモリモリ育って5/5にまで膨らみ、こちらのライフは9にまで落ち込む。

 

手札には《ガイアの復讐者/Gaea's Revenge(ORI)》と《屍術的召喚/Necromantic Summons(ORI)》があるのだが、

《ガイアの復讐者》を走らせても《歩行機械》相打ち、そして生まれる航空戦力を止める手段がないので2ターンで死んでしまう。

 

迷いに迷ったが、仕方なしと《屍術的召喚》で相手の《巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer(ORI)》を奪い取って変身させ、

膠着戦を別ベクトルで打開できるプランを模索しにいこうとした……ところで、

 

 

屍術的召喚 搭載歩行機械

 

相手は終了ステップに自身の《歩行機械》に《不浄な飢え/Unholy Hunger(ORI)》!

そして返すターン、《剛力化/Titanic Growth(ORI)》でぴったし9点削りきり。

お見事。

 

 

3ゲーム目も同様の展開になるが、《歩行機械》さえ出なければこちらのもの。

一度膠着させれば後はこちらのトップから着地するカードの方が単純に強い。

最後は《ラノワールの共感者/Llanowar Empath(ORI)》からトップに置いた《野性の本能/Wild Instincts(ORI)》を相手のドゥイネンに叩き込んでの勝利!

今日のプレリで一番熱い試合だった。

 

 

 

 

二試合目:黒赤白ミッドレンジ ××

 

一試合目でデッキに手応えを感じ、これはいけるかと思った矢先のニタテ敗北。

しかも相手のデッキは均等三色のアグロ寄りミッドレンジで、しかも三色すべてにダブルシンボルありという凄まじい構築。

さすがにそれだけのリスクを取ったデッキだけあって、回ったら地獄のように強い。

 

二ゲーム目はこちらがボヤっとしたキープをしたこともあり、悔いの残る敗北。

 

 

 

 

三試合目:青黒ライブラリーアウト ○○

 

珍しいアーキタイプデッキに遭遇。

 

スフィンクスの後見 テレパスの才能

 

3ターン目《スフィンクスの後見/Sphinx's Tutelage(ORI)》、

4ターン目《テレパスの才能/Talent of the Telepath(ORI)》、

それに《戦慄水/Dreadwaters(ORI)》と《蘇りしケンタウルス/Returned Centaur(ORI)》2枚ずつでゴリゴリ削ってくる面白いデッキ。

 

1ゲームは残りライブラリーが5枚ほどになったところで《ジョラーガの祈祷/Joraga Invocation(ORI)》が間に合ってギリギリ轢殺完了。

 

2ゲーム目、やっと念願の青緑にサイドチェンジ。

相手の《スフィンクスの後見/Sphinx's Tutelage(ORI)》をカウンターして時間を作ったところで、またしても《ジョラーガの祈祷/Joraga Invocation(ORI)》を引き込んで勝利。

 

対戦していてとても楽しいデッキで、

試合終了後も3ゲームほどフリーで遊んでもらった。

 

 

 

そんなこんなで二回目のオリジンプレリは全試合終了。

結果2-1で6位か7位くらいか。いいかげん全勝したいぞ!!

 

 

三試合終了時点で、最終的なメインボードのレシピはこんな感じになった。

 

 GB Elves-Midrange

= 16 Creatures

 

《地底街のトロール/Undercity Troll(ORI)》

2*《葉光らせ/Leaf Gilder(ORI)》

《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ORI)》

《ドゥイネンの精鋭/Dwynen's Elite(ORI)》

《死橋のシャーマン/Deadbridge Shaman(ORI)》

《眼腐りの暗殺者/Eyeblight Assassin(ORI)》

《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ORI)》

《絡み爪のイトグモ/Hitchclaw Recluse(ORI)》

《群れのシャーマン/Shaman of the Pack(ORI)》

《光り葉の将帥、ドゥイネン/Dwynen, Gilt-Leaf Daen(ORI)》

《ラノワールの共感者/Llanowar Empath(ORI)》

《ファリカの信奉者/Pharika's Disciple(ORI)》

《森の伝書使/Sylvan Messenger(ORI)》

《議事会の自然主義者/Conclave Naturalists(ORI)》

《ガイアの復讐者/Gaea's Revenge(ORI)》

 

= 7 Spells

 

《剛力化/Titanic Growth(ORI)》

《骨読み/Read the Bones(ORI)》

《闇の試み/Dark Dabbling(ORI)》

《野性の本能/Wild Instincts(ORI)》

《残酷な蘇生/Cruel Revival(ORI)》

《隕石/Meteorite(ORI)》

《ジョラーガの祈祷/Joraga Invocation(ORI)》

 

 = 17 Lands

8*《沼》 9*《森》

 

 

変更内容:

《森林群れの狼/Timberpack Wolf(ORI)》×2

《森の伝書使/Sylvan Messenger(ORI)》

《剛力化/Titanic Growth(ORI)》 

 

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さんざん意識していたつもりだったが、それでも想像以上にオリジンプレリは膠着環境だった。

 

序盤の高名がらみの相打ち合戦を終えたあと、

にらみあいの膠着状況下で引き込む2マナ2/2がなんとまあ弱いこと弱いこと。

 

厚みをもたせすぎた2マナ域から熊を抜き、後半引いても腐らないカードに切り替えるのが正解だった。

 今回の反省点はそんなところ。

最後にざっと印象に残ったカードを上げていく。

 

  

第一印象より個人的に強かったカード

 よろめくグール

《よろめくグール/Shambling Ghoul(ORI)》

 

先手に出されるコイツが以外と止められないし、立ってるだけでこちらの攻撃もかなり制限かけられる。

2マナ2/3というスペックの偉大さをこれでもかと思い知らされるカード。

 

 

ナントゥーコの鞘虫

《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ORI)》

 

今弾の黒のベースにしてエース。

除去&トリックが弱いこともあって普段以上に攻撃が通るし、攻撃を止められる。

シナジーも豊富で《地底の斥候/Subterranean Scout(ORI)》との即死コンボもあり、3マナ2/2の見た目以上に頼りになる存在。

 

 

 狂暴な吸血者

《狂暴な吸血者/Rabid Bloodsucker(ORI)》

 

5マナ3/2飛行で自分のライフにもプレッシャーかけられるっていう、

このちぐはぐかつ限りなく微妙なスペックはどうなの……?

と思っていたが、使ってみたら以外ときちんとフィニッシャー足りうる印象。

今回は1/1飛行機械が環境にあふれているので、打点のみならずタフ2の飛行は彼らによる「刻み」を止める防御面でもかなり重要。

 

 

 進化の飛躍

 

《進化の飛躍/Evolutionary Leap(ORI)》

 

除去でもボムでもないし、ありがちな23枚め枠かな……と思いきや、使ってみたら相当な強さ。

こちらのレイコマとのシナジーはもちろん、相手のレイコマ使用を封じたり、相手に除去オーラつけられた生物を変換したりと、見た目以上に有用な使い道が多い。

単純に序盤の高名対策に入れた熊を、後半順番に変換していくだけでも十分な強さ。

ユーティリティの中でもかなり上位に来るスペルだと感じた。

 

 

第一印象より個人的に弱かったカード

 

ゴブリンの栄光追い

《ゴブリンの栄光追い/Goblin Glory Chaser(ORI)》ほか、1マナ高名

 

シールドだとお呼びじゃないな、コイツら。

1ターン目に出せないとほんとに泣けるほど弱い。

盤面が2/2同士で固まった状況下で引き込むと、心が折れそうになりますね。

 

ギラプールの霊気格子

《ギラプールの霊気格子/Ghirapur AEther Grid(ORI)》

 

プレリ一回目で使ってみたが、シールドでは想像以上にアクティベートできないことできないこと。

ソプターを入れて9枚のアーティファクトが入っていたのだが、

それでも思った以上に起動が許されず歯がゆい場面が多かった。

シールドだとやっぱり「いつ引いても強いカード」の集合で攻めるのが無難に強いのだと気付かされた次第。

 

 

 

今回は個人的に弱いと思ったカードが少なかった。

なんかどれも使ったり使われたりしてみて思ったよりも強かったり、使い道の多さに驚いたりすることが多かったな。

ステキな環境だ。

 

 

そんな感じで、自分のオリジンプレリはこれにてすべて終了。どっとはらい

次はBFZだ!

 

 

 

プレリレポ記事の一覧